中国不動産価格の暴騰とバブル崩壊の可能性
不動産価格の急激な上昇
中国の不動産価格は年々上昇を続けております。
2018年4月の価格は51,968元/m2(≒88万円)、仮に70m2の住宅を購入した場合は6,160万円にもなります。
因みに5年前の2013年4月では26,250元/m2(≒45万円)、70m2だと3,150万円でした。たった5年で住宅価格が倍になっているのです。
これでは庶民は溜まったものではありません、不動産価格は既に庶民の所得水準では購入できない異常な価格になってしまっています。
バブル崩壊はあるのか?
バブル崩壊はしない、むしろ今後も特に都市部では引き続き不動産価格が上昇するようです。
日本でも「東京一極集中」などとは言われますが、日本は都市部と地方の格差が小さく住む場所によってまるで違う人生を送るとまでは言えませんが、
中国は格差が大きく上海で生活するのと地方都市で生活するのでは、人の一生の中で享受できるあらゆる物事の質が大きく変わります。
医療・教育のレベルは全く違い、食品やあらゆる物の質が違い享受できるものが大きく違うため、地方で経済的に余裕のある層はみな大都市に移り住みます。この流れは今後も抑えることができず、多くの富裕層が上海で不動産購入をするため今後も高騰が続くとのことです。
中国の地方都市であれば既に住宅の供給過剰などが取り沙汰されており、今後は暴落とは言わないまでも、価格低下が起こるかもしれません。ただ都市部では、まだまだその兆候は全く見えないようです。