語学のエキスパートが語る上達のコツ!
語学のエキスパートが教える外国語学習方法!
現在通っている中国語学校の先生は9歳~15歳まで日本で育ち、中国に戻った後もインターナショナルスクールに通い英語環境に身を置いた語学レベルの高い先生です。
日本語が日本人レベル・英語が上級者レベルのトリリンガル。
彼女が一般の教師と違うのは幼少期に語学を学んだという点であり、当然文法の勉強などをしてはおらず日本人と話す環境に身を置く中で自然と習得していきました。
その後自分の語学学習の経験を生かして、語学学習者のより効率的な学習を助けたいという想いで中国語教師になった方です。
今回はその彼女が考える語学習得のコツをお伝えします。
①とにかく聞く!
私たちが幼少期に日本語を覚えた時と同じように沢山聴くこと、赤ん坊は母親が話す言葉の意味は理解していません。
理解していませんが繰り返し繰り返し聴くことによって徐々に理解していき自然と口が開くようになります。
まずは毎日毎日中国語を聴く、そして教材の音を真似て自分で発音してみることです。
②文法の意味は理解しなくてもよい!
特に語学学習初期の学生は過去の英語教育の影響からか主語・動詞・形容詞の並び順などの文法を気にする傾向があります。
ただ机の上で文章の構成を理解しても一向に話せるようにはなりません。
意味や文法の深い理解を求めず、まずはネイティブ教師の話す中国語に耳を傾け良く聴き、同じように発音することに意識を向けてください。
③自分の発音を録音して聴き、教材の発音と比較する!
中国語修得の一番の壁はなんといっても発音です、自分の発音の癖を理解し修正するための方法として、
「教材の音声を聴き、それと同じ文章を自分で発音し録音する。録音した自分の発音を教材の音声と交互に聴き比べ、違いを感じる語彙について繰り返し練習」
発音の修正をしにくい語彙はネイティブ教師の指導を受ける。
これはある意味スポーツ選手が自分のフォームをカメラでとって外から状態を確認しフォーム修正をする練習と同じです。
語学も運動と同じく繰り返しの練習によるものなのです。
④中国語を話す環境に身を置く!
聴くことは一番需要な要素ではあるものの、いくら沢山聴いても、聴いているだけでは上達しません。
聴く練習に話す機会が加わることで上達に繋がります、積極的に中国人と友達になり中国人がいるコミュニティーに参加するようにしてください。