20年先でも語学能力は役立つ 自動翻訳機には変わられない!

私は1980年代生まれですが、子供にも中国語を学ばせようと考えています。

ただ現在AIがものすごいスピードで開発されており、未来の世界を考えた時に語学に優位性があるのか不安に感じることがあります。20年後には超高性能な自動翻訳機が開発されており、語学を学ばなくても簡単に外国人とのコミュニケーションがとれる時代が来ているかもしれません。

それなら語学よりもプログラミングを習わせた方が良いのではないかと思いますし、そういう主張が多いのも事実です。

語学よりプログラミング

未来の世界ではより自動化ロボットが増えており、ロボットとコミュニケーションがとれる(ロボットを操れる)人の仕事が激増しているはずだからです。

アメリカ前大統領のオバマさんもプログラミング教育の重要性を訴えています。

 

 

未来の世界では語学学習の重要性が低下しているといった見方も多い中で、

語学の重要性が今後も変わらないとする情報を目にしましたのでご紹介します。

世界三大投資家「ジムロジャース」は語学は未来の世界でも必要と言っている

後日、別のブログで世界三大投資家ジムロジャースの中国観を紹介する予定ですが、

著書の発売に合わせて来日しいくつかのメディアの取材にも答えたようです。

その中でフォーブスの自動翻訳技術の質問に対してこのように答えています。

・通訳テクノロジーがどれだけ進化しても自分自身で理解して瞬間的反応が必要!

・AIに頼って会話したいですか?きっとそれは全くべつの体験になってしまうのではないか!

ジム・ロジャースはこのように言っています。

誰しも未来を確実に予測はできませんが、投資家として世界の動きを予測してきた著名な人物がこのように発言しているのは皆さんの子供世代に安心して語学を勉強させるよい材料になるのではないでしょうか。

 

外国語話者として思うこと

私が一人の外国語話者として思うのは、確かに翻訳技術は日に日に進歩しており、ビジネスメールが英語で送られた場合の意味の理解や

逆に外国語でメールを作成する場合で瞬時の反応が必要ない文書場面においては語学能力の重要性の低下は避けれないと思います。

上記の受信ビジネスメールの翻訳は既に多くの方が日常使っており、大まかな意味の理解には問題ないのではないでしょうか。

ただ、瞬時の反応が必要な通訳と特に人間関係構築という意味においては今後も語学能力の重要性は残るのではないかと思います。

 

あなたの恋人が外国人だったらAIで会話するのか?

例えば英語の話せないあなたが、日本語の話せないアメリカ人と恋愛関係を築くことや結婚することが可能でしょうか。

出会ったときはお互いに話せなかったけど、恋愛をパワーに語学習得をして意思の疎通が可能になったという話はあると思います。

ただ、ずっと話せないままでは恋愛関係は続かないのではないでしょうか。

「小型マイクとイヤホンを装着して相手の外国語を話したら瞬時に機械が通訳してイヤホンから日本語が流れる。逆にあなたが話す日本語も外国語に通訳して機械から発声される」というような通訳機であれば、いづれ開発されるのではないかもしれませんし、もしかするともう存在しているかもしれません。

ただ、この通訳機がいくら素早くともタイムロスは免れませんし、何より良い関係が生み出せる気がしません。なんだか会話が楽しくないのではないでしょうか。

これはビジネスや友人関係構築においても同じだと思います。

一度しか会わない相手や短期出張で一人で外国に行かなければならないような場合であれば、ひとまずこの通訳機でもやり過ごせると思いますし、この通訳機にも大きな需要があることも確かだとは思います。

ただビジネスとは究極にはパートナーと長く友好関係を構築することである中で、通訳機に頼った会話では友好関係は築きにくいと思います。

こちらはマーティンさんという方のブログですが、「残るのはコミュニケーション語学力」だと語られており、非常に共感するものでした。

 

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