中国人とのビジネス注意点ーその② 時間
約束の時間を決めない、決めても守らない
都市部の多くでは時間に対す感覚も徐々にしっかりしてきてはいますが、
まだまだ感覚が甘いです。。。。
顧客に対して営業PRのアポが取れないのです。
中国人の代理店と同行訪問をするなどの場合、中国企業の社員は遅刻することが多いです。欧米企業などで時間に対してシビアな会社は中国人社員もそういう教育を受けていますので時間を守ります。
但し、工場などの顧客さんに対して営業をかける場合事前にアポを取りますが、お客さんの時間意識が緩く加えて仕入れ業者に対する敬意を持たないため、アポをとっても忘れられる場合がほとんです。そのため1週間前にアポをとるようなことができず2~3日前にアポを取り更に前日にも確認の電話をしなければなりません。それでも当日客先についてから数時間も待たされることがしばしばあります。
日本で海外出張を行うとすれば2~3週間前から計画を立て主要顧客にアポイントを取り始めますが、顧客も予定を書き込んでいますので忘れられることはありません。
中国人自身は時間管理の甘さで大きな損をしているとは考えていないようですが、
「人を待たせ・人に待たされる」ことによって多大な時間を無駄にしています。
自社の社員については時間を守ることの重要性を説明して改善していく以外にないと思います。