ついに親日の時が来た!! 

最近は李克強首相の訪日もあり、メディアでは日中関係もついに雪解けの時だと言われだしましたが、中国の反日と言えば記憶に新しい《尖閣諸島国有化を発端とする2012年の反日デモ》がまず思い浮かばれるでしょう。

多くの日系企業の工場や日本料理店、コンビニなどが襲われ大規模な破壊・略奪行為に襲われた。

これをきっかけに中国にはリスクがあり中国撤退・東南アジアへの進出を図る企業も増えた。

中国人ですら襲われた。(トヨタ車に乗っていた中国人が半日デモの暴徒に襲われ、障害を負う)

日本人からすれば何故ここまで感情的になり、理性を欠いた行動を起こしてしまうのか理解できないし、正直素養の低さを感じずにはいられない。

2012年のデモでは「政府が農民工(内陸部から出てきた出稼ぎ労働者)を扇動した」などともいわれておりますが、沿岸部と内陸部では格差が激しいため、一度沿岸部の裕福な状況を知った内陸部の人々は中国社会の不平等さに幻滅し強い不満を抱えています。また沿岸部と内陸部では教育水準・素養にも大きな隔たりがあり、素養の低い人間は簡単に暴徒と化してしまうのかもしれません。

 海外製品に対して排他的ではない

ここで外国の企業が作った製品の購買に関する中国の感覚をお伝えすれば、日本や韓国と比較して

中国人は良いものなら製造メーカーの国を問わず購入します。

※日本人と韓国人は自国のメーカーが大好きで海外製品には排他的、海外メーカーが日本人の好みに合わせた商品を提供できていない面もありますし、また中国の製品が海外メーカーに及ばない点も関係があるとは思います。ただいづれにしても日本人はまずは自国の製品を優先的に選び他国製品には排他的な傾向があると感じます。

中国人のこの点は非常に好感を持っております。

ただとくかく残念なのが、他国と政治的な問題が発生するとあからさまに民間企業にまで危害を加えて攻撃する安易な考え方です。

日本に対するデモは頻繁に起こりますが、同様に韓国や他の国に対してもデモや韓国企業に対する攻撃的な行動が起こります。在韓米軍の「THAAD」(高高度ミサイル防衛システム)配備を受けて関係が急速に悪化、韓国の代表的な企業であるLOTTE参加のスーパーに対して執拗な経済制裁を加えており、今でもLOTTE MARTは営業停止しております。

その他、2008年にはフランスのチベット問題に対する姿勢に反感してカルフールの前で数百人規模のデモが行われました。こちらでは暴力的な行為などはありませんでしたが、当時日本語教師をしていた生徒の中にも「フランスは許せない!」などと言う人もおり、その考え方に残念な思いがしたものです。

とにかく国家間の政治的問題がすぐに国内で経営する企業の活動に影響を与えます。

 反日と反韓は交互に訪れ3~5年周期で繰り返す?

2012年の尖閣国有化での反日感情の高まりはかなり落ち着いており、2017年からは特に韓国に対して反韓感情を出す状況になっています。THAAD配備が直接的な原因ですが、それに加えてもともとあった韓国人のよく思われない考え方に対する反感が爆発します。例えばですが、日本には中国から伝わったものが数多くあり、日本人は今でも普通にそれを使っています。例えば「漢字」です。

日本人はそれらを中国から伝わったものだと理解しているし、聞かれれば認めます。

ただ韓国人は漢字を使わず独自のハングルを使いますし、色々な文化に対してそれが韓国が発祥であると発言することが多く、その点に対し反感を買っていることが多いです。

 

今後も反日と反韓を繰り返していくのかは分かりませんが、現在は親日の機運が高まっているため日本製品に対する購買意欲も高まっており、進出している日系企業の企業業績も上がりやすい時期です。これがいつまで続くか定かではありませんが、最近出張で新幹線にのると日本人ビジネスマンの乗客が増えているように感じます。

 

 

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