直販型投資信託の実績報告(セゾン投信)

皆さんは貯蓄の何パーセントを投資に回していますか?まだ何も初めていないとう方はまずは日本の直販型投信をお勧めします

「直販型投資信託」を選んで長期に積み立てておけば少しづつですが必ず増えます!

今日はそんな日本の投資信託の中から「セゾン投信」の実績をお伝えします。

セゾン投信とは

セゾン投信(株)は中野晴啓さんが社長を務める、販売金融機関を通さずに投資信信託を購入できる投資信託の販売会社です。

2007年から2つの信託商品の販売を開始し、12万口座を超える顧客と総運用資産額は2,000億円を超えています。

同じく直販型投信を販売する「コモンズ投信」の渋澤氏、「ひふみ投信」の藤野氏との3名で

良い投資信託を広める啓蒙活動も行っています。

セゾン投信の実績公開

2013年の3月から毎月3万円とボーナス月7万円で44万円/年間を積み立てており、

5年半が経過しております。この5年間の利益を公開致します。

上から3段目に記載されている 3,488,089円が現在の総額で、増加額が608,089円、差し引きで 2,880,000円が投資金額となります。

5年半で608,089円増えたので、

利益の増加率は 608,089÷2,880,000=21.1% です。

この利益率は毎日の株価の変化によって変わりますが、今年はほぼ20~24%で変化しています。

私が投資信託を始めた2013年は日経平均が大きく伸びた年で、

2012年末の10,395円から16,291円と大幅な伸びを記録していますが、

※日本経済新聞

※HUFFPOST

2013年からの5年半で日経平均は約10,000円伸びています。

セゾン投信が完全に日経平均と合致するわけではありませんが、

ここ5年半の動きをみているとほぼ連動していると感じています。

[ 2014年~2018年11月までの日経平均の変化 ]

《 年単位での利回り計算 》

2013年3月から2018年10月までの67か月で288万円を積み立てたので、

平均して 43,000円/毎月 積み立てていることになります。これが348万円になっているので、

楽天証券のシュミレーションを借りて利回りを計算すると 約6.7%/年ということになります。

(※セゾン投信には商品が2種類ありますが、ここでは2商品の合計で計算しています)

 

ちなみにこの積み立てを更に継続して6.7%で10年運用したとした場合の予測はこうなります。

投資額(元本)516万円が732万円となり、運用収益が216万円です。

10年運用での元本に対する増加率は 216万円÷516万円 = 41.8%になります。

 

更に積み立て継続して、6.7%で15年運用した場合の予測はこうなります。

投資額(元本)774万円が1,327万円となり、運用収益が553万円です。

15年運用での元本に対する増加率は 553万円÷774万円 = 71.4%になります。

 

更にさらに積み立てて20年継続すれば、

投資額(元本)1,032万円が2,160万円となり、

運用収益は1,128万円と元本以上の収益が得られます。 因みに増加率は109.3%です。

積み立て投信は地味ではありますが、

毎月の生活を切り詰めて30,000円を積み立てひたすら待つだけでお金が増えていくのです。

しかもお金の増え方は時間が経つにつれて急激な上昇カーブを描いていきます。

 

銀行預金と比較

これを銀行預金と比べたらどれだけ大きな違いが生まれるでしょうか。

《 イオン銀行の積み立て預金 》

なんと金利は驚きの 0.08% / 年間 です。UFJなどの大銀行の普通預金金利が0.001%ですから

なんとイオン銀行は80倍の超高金利です!! 「すばらしーい」でしょうか???

利回り0.08%で43,000円を20年積み立てた場合のシュミレーションです。

元本1,032万円に対し、1,040万円になり運用収益は8万円。

増加率はなんとなんとたったの0.77%です。

20年もの時間をかけてこの結果、何か意味がありますかね?

元本保証の安全性でしょうか。安全について否定はしませんが、あまりにもつまらなくないでしょうか。

リスクが怖ければより安全性の高い投資信託もあります。

別に6.7%を狙わなくても3%の運用でも結果はだいぶ変わるのです。

 

景気変動のリスク

ここで「景気が悪くなったら下がるんじゃないの?」と思った方がいると思います。

答えは「確かに下がります」ですが、セゾン投信を含む直販型投信と言われる商品の中であれば

不況下で売らなければ利益を得ることができます。

このグラフは1985年から30年間の株価の変動を表したものですが、

皆さんもご存知の通り景気には波があります。

この30年で何度も不況や株価の急落が訪れていますが、それでもまた上昇しています。

投資信託は谷で売らずに山で売れば利益がでるのです。

この谷と山は株のディトレードのように一瞬で変化するものではなく数年~10年以上の幅をもっています。

サラリーマンであれば不況が来た時でもリストラの対象にでもならない限り、

毎月の給料は払われるため、投信を投げ売ってまで生活費を得る必要はないと思います。

結論としては、

「20~30年の超長期で積み立てを続け、好景気で株価が上がっている時に売る」

手数料の高くないまともな投信を購入する前提で、これさえ守れればリスクはありません。

加えて、株価が下がっている時は弱気になるのではなく、

「デパートのセールをしている」と考えて不況時にも積み立てを続ける、更に言えば不況時に買い増すことができればより大きな資産が築けます。

積み立て投資で不況に対しての耐性と正しい考えを身に着ける!

私は投資を始めるならまずは積み立て投資だと考えています。

短期的に利益が増える商品ではありませんが、株やその他の投資をする上で長期的な視点を投資を捉える力がつくからです。

このセゾン投信が人生初の投資でしたから、よく言う「リスク」や「元本保証の商品ではありません」という言葉の意味を理解していませんでした。

ただ実際に5年半積み立てを続けていると商品価値の上がり下がりを実感することができます。

・「好況になれば投資信託も上がり、不況になれば下がる」
・「不況になって下がってもいづれまた上がるから心配する必要はない」

この2点を実感できることの意味は非常に大きいです、あらゆる投資にはリスクがありますが、それを損失にするか利益にするかは人間の判断が決めるのです。

不況時に焦って売り急ぐのではなく、戻るのを信じて待つ姿勢が損失を避ける大事なポイントであり、投資信託はそれを学ばせてくれるのです。

 

銀行が安全なのではない!

日本人には銀行安全神話があるようなので、最後にリスク管理の一つとしてこの話を加えておきます。

日本の国の負債の大きさについては日々ニュースで話題に上がっていますが、

この先政府が預金封鎖をする可能性もあれば、国債がデェフォルトする可能性もあります。

仮にですがそうなれば銀行預金は下せなくなり、国債の価値がなくなることで銀行や保険会社が破綻することが予測されます。

投資を必ずしもリスクあるギャンブルのように考えず、資産の分配が自分の人生のリスクを低減につながるものと考えて、

まずは失敗のしにくい投資信託から皆さんも資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。

 

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