孫正義特集 「日本を憂う」

私は常々「安定に安住してはいけない、リスクをとって挑戦しなければならない」という考えを持っており、同時に島国根性ではなく海外に打って出る必要があると考えてきました。

そんな中で日本・日本人の現状に大きな懸念を抱いているいる孫正義氏の特集が掲載されていましたので、ご紹介します。

タイトルは「日本を憂う…」です。

 

以下、要点を箇条書きにまとめてます。

1,日本の現状について特に懸念される問題点

・戦前戦後に比べて起業家精神が非常に薄れている。

 

・若いビジネスマンは国外に打って出ると言う気概がない。留学生も急激に減っている。

ビジネスマンが草食系になってしまっては活力を得られない。

 

・1980年代 90年代までは日本は電子立国と言われていたが、日本が世界のトップを取っている分野は

どんどん減り、今は部品と自動車が一部残っているだけ。

2、日本人がハングリーになれない理由

・高度成長時代の働き過ぎるビジネスマンの姿が否定されてしまった。

 

・根深い「借金=悪・投資=悪」という考え方

 

・若くして成功することはアメリカでは「アメリカンドリーム」とされて尊敬を集める、

日本では「成金」と言われ酷評される。

2000年代ITバブルでは若い経営者の「お金があればなんでも買える」という発言が総バッシングを浴

びましたが、若者が成長産業に入りそうだったのにみんなが委縮してしまい、「公務員が一番人気」に

なってしまった。公務員が人材が集まっても国は成長しない。

 

トランプ米大統領や韓国の文在寅大統領にも会える孫さんが日本政府に働きかけないのか?

社会全体が起業家を褒めたたえる風潮にならないと政治家も動きません。

  ネット新興企業はいかがわしいという雰囲気が残ったままでは、

  言えば言うほどいかがわしいと思われてしまう。

 

 私が思うところ

中国で10年生活してきましたが、日本に帰国するとあらゆる面で日本が成長していないことを感じます。

まずは物価ですが、日本は物価が全く上がりません。私がいる10年でも中国ではあらゆるものの価格が年々上昇しますし、人々の給料も上がっています。

最近、「東京の最低賃金が1000円/時間 を超えた」と話題になりましたが、15年前に私がアルバイトをしていた時給850円の店は今は980円になっています。「130円も上がっているじゃないか?」と言われそうですが、15年間でたったの15.3%です。

街の様子も変わりません、いつ帰国しても昔の姿を残しています。多少は古いビルが取り壊されて新しいビルが建つということもありますが、ここがどこだったか分からなくなるほどの変化はありません。

 

 《 日本人の問題点 》

孫さんの記事で問題視されているように、日本人には社長や起業家をお金を儲けるだけの拝金主義者的な目でみる考えが根強く残っていると思います。

世界では起業家は「社会に価値を与えた人」として尊敬を集めます、起業家が得たお金はあくまで社会に与えた大きな価値の一部が起業家に還元されているだけであって、本来そのことは人々がやっかむことではないはずです。

例えばZOZOの前沢氏はそれまで「服には試着が必要だからネット販売では成功しない」とされていたアパレル業界の概念を打ち砕き、「誰もが自宅で服の購入ができる利便性を社会に提供した人」として評されるべきです。

また今ではスマホ1つでなんでも買えますし、私のブログも6割はパソコンからではなくスマホから見られています。社会の誰もの恩恵を受けているその利便性は誰が提供したものでしょうか? 答えはもちろんアップルの故スティーブジョブスです。

起業し成功した人の経済力をやっかむのではなく、社会に新たな価値を提供した人に敬う気持ちが必要なのだと思います。

《 孫正義は投資家だが、投資家は金の亡者の悪なのか? 》

ここ最近「孫さんが「〇〇ビジョンファンド」を立ち上げた」というニュースを頻繁に耳にしますが、

これは孫さん(ソフトバンク)が新たに投資を始めたということです。

仮にこれから先の数年後或いは10数年後にそのビジョンファンドが大きな利益を上げお金を儲けたら、

皆さんは孫さんを「金の亡者」として蔑むのでしょうか。

少なくとの多くの日本人には「投資してお金を儲けることを=働かずに楽してお金を儲ける」として

蔑む気持ちがあるのではないかと思います。

私は「投資=人に対する期待・人を応援し信じること」だと考えています。

これから世に出ようとしている新たな起業家に資金面で助力することで成功を応援するものであり、

その成功が社会に新たな価値・利便性を提供するのです。

かみ砕いて言えば、投資は「社会に新たな価値を与えることを助け、支える行い」だと思うのです。

 

たとえ話をしてみましょう。

今あなたに100万円の貯蓄があったとして、あなたの友人が「タイムマシンを開発したいから出資してくれないか?」 とあなたに出資を募ったとします。タイムマシンが現実的でないならアルツハイマーを治せる薬を開発するでもよいです。

まず考えて頂きたいのはタイムマシン或いはアルツハイマーの治療薬の開発を目指す熱意ある若者に金銭面で応援するのは果たしてギャンブル行為なのでしょうか。

その時あなたなら貴重な100万円を投資するでしょうか!? しないのではないでしょうか。

なぜしないのですか。それはそんなものが成功するとは信じられないからでしょう。

でも今まで人類はそれが開発される以前はとても実現が信じられなかったようなものを開発させて

社会を今の形にまで発展させてきたのです。

例えば飛行機を発明したライト兄弟の時代に機械が空を飛ぶとはだれも信じませんでしたが、

今私たちが気軽に海外にいけるものこの発明があったからです。きっとライト兄弟にも2人を応援する

出資者がいたことでしょう。

投資の本来の姿は夢を応援するのことなのです。

《 私の願い 》

今の日本の若者が保守的であったりビジネスマンが草食なのは若者自身の問題ではなく、

そういう安定思考が育つような環境を提供した社会の問題ではあると思いますから、私が批判するようなつもりはありません。ただ海外生活を経験した私から少しでも発言できることがあるとすれば、

あらゆる面で挑戦するリスクを恐れるのではなく、少しでも挑戦してより伸びる可能性がある環境に身を置くようにしてください。それは留学或いは海外勤務かもしれませんし転職かもしれません。

私は投資を始めることも一種の挑戦だと考えています。

挑戦することで失敗もあるかもしれませんが、失敗からも学び挑戦し続けることが結局は自分にとっても社会全体にとっても明るい未来を切り開くことに繋がるのだと思います。

 

 

 

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